よく「明日死ぬとしたら何食べる?」みたいな話がある
自分的には「慣れ親しんだ優しい味」がいいと思っていて、いくつか勝手に「あれにしようかな? これにしようかな?」と決めているメニューがいくつかある
その中のひとつが、ここの中華そば。
ってことで、今回は中華そばの名店! と、信じてやまない「ミツワ食堂」さん。
銀座商店街にある、昔ながらのお店「ミツワ食堂」
彦根の老舗商店街・銀座商店街にある、これまた老舗な感じのごはん屋さん。
お昼は1階で食堂としてオープンし、夜は2階で居酒屋っぽいお店としてオープン。
お酒やおつまみを頼んで味わうこともできるし、ボトルキープなんかもあるみたい。
だけど、夜2階のお店に入ってもお酒無しで中華そばなど食べる範囲ではチャージはなし。いや、そもそもチャージがあるのかどうかも知らないけど。
ふらっと夜に行くと、宴会が開かれていたり、いい気分で飲んでいる人がいたり。そんなお店。
遅くても安心!
夜11時まで開いているので、ひと仕事終わってからでも間に合うのが嬉しい。
飲み屋さんでも22時台に閉まることが多い彦根なので、遅くまで開いているお店ってだけでホントありがたい。
しかもその時間に中華そばとかうどんとか、そんな庶民的なものが食べられる。都会だと「当たり前」なのかもだけど、彦根ではもうホント得難いお店って次第。
甘味も美味! らしい…
このお店、中華そばが「美味しい」「懐かしい」というのは皆が口をそろえるところ。
でも実は甘味もすごく美味しいらしいとの情報。
とくに「ぜんざい」が絶品なんだとか。
という話を聞き、ものすごく気にはなっているのだけど、食べに行くタイミングがみつからず、なかなか…
-スポンサーリンク-
絶対食べてほしい「ミツワ食堂」さんの味
ミツワ食堂さんのオススメは、なんといっても中華そば。
将来、彦根を離れることがあっても、事あるごとに彦根に来てはミツワ食堂さんで中華そばをオーダーしてしまうような気がするほどのお気に入りというか… とにかく何度でも食べたくなる味。
メカタ
中華そば(680円)
あっさりスッキリ醤油ラーメン… なのですが、なんだかそこはかとなく和風でおふくろの味テイスト。
もうちょっとぐいっと寄ってみても、こーんな感じ
夜遅くてもOKな味というか、毎日食べたくなるというか。
ラーメンといえば濃厚でコッテリした、個性の強いスープが主流になってるけど、こういう「家で食べる味噌汁」に近いようなラーメンってかえってすごく貴重な気がして。
メカタ
かき揚げ入り中華そば(880円)
中華そばに、揚げたてアツアツ、小エビたっぷりのかき揚げをトッピングしたメニュー。
中華そばとかき揚げ? と悩ましく、でも勇気を出してオーダしてみると… これがあっさり和風なスープなのでよく合うじゃない。
かき揚げの油でコクがプラスされて、なんだかもう独自路線。でも好き。
コショウよりも、七味唐辛子が合う。もはや中華そばか、日本そばか、わからなくなってくるけど… でもこれが好き! って人も絶対多い
やきめし(800円)
中華そばだけで物足りないなら、オーダーしてほしいのは焼き飯。
パラパラって感じではないので「炒飯(チャーハン)」ではなくて、断固「焼き飯」! でもその焼き飯感がたまらない!
ベニショウガがたっぷり乗っているのがまた素晴らしい。
関西人なのでかけるなら絶対ウスターソースだなぁ。郷愁を誘う味
メカタ
親子丼(750円)
やさし~い味の「親子丼」。
これもまた「お母さんが作ってくれたような」雰囲気というか、自分で作ったみたいな味付け。とにかくひたすら落ち着く。
鶏肉はちょっと少なめでふわふわの卵と、甘めの出汁がたっぷり。
でもそれがいい! という塩梅。お新香付き。疲れている時に食べると癒やされそう。
あっさりちゃんぽん(830円)
彦根には「ちゃんぽん」を出す店が多い。九州風のではなくて近江ちゃんぽん。あっさり出汁に中華麺とたっぷり野菜。
本当にごくごくあっさり味のちゃんぽんだからか、その名も「あっさりちゃんぽん」。
乗っているお野菜も控えめ? 一瞬「中華そばと同じスープだったり?」などと思ったのですが、そういうわけではなく味は全然違うところがまたニクイ。
全体にとっても優しい味なのがミツワさん流かな? 「ちゃんぽんが食べたい」ではなく、「ミツワさんのちゃんぽんが食べたい!」と思うような。
塩、味噌、あんかけ、ピリ辛などのアレンジメニューも掲載。
ミツワ食堂
住所 : 滋賀県彦根市銀座町6-1